2008-01-01から1年間の記事一覧

中国製薬物の安全性確保は、それを買う側の責任(WSJ、2月28日付)

THE WALL STREET JOURNAL February 28, 2008 China Puts Drug-Safety Onus on Buyers by Gordon Fairclough 日本が「毒餃子」で大騒ぎとなっている今日この頃、海の向こうでは 中国製薬剤成分が原因と思われる医療事故が問題となっています。 米国の製薬会社…

中国の遺伝子組み換えフードブーム

TIME February 18, 2008 China's Genetically Altered Food Boom by Krista Mahr 日本での中国製餃子中毒騒動も冷めやらぬ先週、中国の食品産業には 新たな管理統制上の検査項目が加わった。 2006年と2007年に欧州当局は、中国から EU への食品輸出の過程で…

絶滅寸前のシロクマを救え!——極地温暖化防止への提言

北極、南極に巨大ドライアイスプラントを建設してはどうでしょう。 大気中の二酸化炭素を集めて、ドライアイスを製造する。 できたドライアイスは、そこいらへんに積み上げる。 大気中の二酸化炭素を減らすと同時に温度を下げるというわけです。 へたしたら…

「グリーン」はポイントアップの魔法の呪文

BusinessWeek February 20, 2008 Green—Up to a Point by Ben Elgin 「エコ」を標榜するにもかかわらず、USCAPには 二酸化炭素排出規制の弱体化を目論むメンバーがいる ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 昨年1月、企業の環境保全に対する考え方の転換点と看做される…

カーボン・ニュートラル・シティの夜明け

BusinessWeek February 11, 2008 Rise of the Carbon-Neutral City by Matt Vella 世界中で大いなるグリーンシティ計画が立案されているが、 それらは問題の解決を約束すると同時に、新たな問題も生んでいる (トップ画像キャプション)風力、生物由来燃料、…

国家質検総局「メタミドホス、ジクロルボスともに検出されず」

人民網 > 2008年2月14日 国家質検総局:水餃样*品未検出甲胺**燐和敵敵畏(*木+羊、**月+安) (写真キャプション)中日双方でできるだけ早く合同調査組織を結成し、可能な工程から個別に 徹底調査を進めて、餃子中毒事件の真相をただちに調査することを、中…

李春風「今夜、中国十数億人はきっと餃子を食べるでしょう」

中国新聞網 2008年2月6日 中国代表団:中国政府一貫高度重視食品安全問題 2月6日午前、調査のため日本を訪れていた国家質量監督検験検疫総局(国家質検総局)の 李春風副局長を団長とする中国代表団が、日本内閣府挙行の記者会見に臨み、ここ数日来、 双方で…

質検総局「日本側と協力して早期の真相解明を目指す」

新華網 2008年2月7日 質検総局:願与日方真誠合作 尽快査明水餃中毒真相 中国輸出水餃子中毒事件について、国家質量監督検験検疫総局(国家質検総局)の 魏伝忠副局長は北京において、調査のため来中中の日本政府調査団と会見した。 中日双方による調査情況…

米ビジネスウィーク「毒餃子、日本企業の統合を阻止」

BusinessWeek February 6, 2008 Poison Dumplings Kill Japanese Merger by Ian Rowley 中国製餃子の殺虫剤汚染スキャンダルは激しい議論を巻き起こし、 日本たばこ産業と日清食品の統合をストップさせた 米市場夜間取引の落ち込みは、2月6日に日経225インデ…

仏リベラシオン——「日本人は餃子が大好き」

Liberation 7 fevrier 2008(February 7, 2008) Les relations sino-nippones intoxiqu?es par des raviolis by Michel Temman 中国—日本の2国間に諍いが起こった。ラビオリを巡ってである。 正確に言えば gyoza は、豚肉と野菜を詰め物にした中国起源のラ…

仏ル・モンド「中国製餃子で日本パニック」

Le Monde le 05.02.08(February 05, 2008) Psychose au Japon face aux raviolis import?s de Chine 中国から輸入した gyoza (ラビオリの一種)が、日本をパニックに陥れた。 2月4日、日本の福田康夫首相は“国家の安全に対する疑問”を重大問題として取り…

チャイナフリー、深く静かに進行中

さて、毎日仕事しながら飲んでる、伊藤園「緑の野菜」です。 毎日のことなので全然気にしてなかったのだけど、今日、最初のふた口み口を ごくごくっと飲んでふとラベルを見ると、「使用原材料の産地表示」があった。 少なくとも、昨年12月の中頃に、同じ伊藤…

英BBC「ギョーザ怖い」

BBC 31 January 2008 Japan scare over China dumplings 日本では、中国製冷凍餃子を食べた後の不調を訴えたひとが数十人に上り、 当局が調査に乗り出すこととなった。 この冷凍餃子は、中国河北省の天洋食品が製造したもの。 日本当局は、商品から殺虫剤が…

韓国でも中国製餃子検査

人民日報 時報>> 2008年2月2日 日毒餃子事件引発連鎖反応 韓開始清査中国餃子 日本毒餃子事件が連鎖反応を引き起こす。韓国で中国製餃子の精査開始 韓国メディアによれば、日本メディアで中国製餃子が引き起こした中毒事件が 報じられて後の31日、韓国は中国…

人民日報「品質問題いまだ発現せず」(2月3日付)

人民日報 > 2008年2月3日 未発現輸日水餃生産廠存在原料和生産質量問題 新華網石家荘2月2日 河北出入国検験検疫局局長の程方が2日、内外のメディアに向けて、 河北食品輸出入集団天洋食品廠に対する詳細な検査状況を発表した。 それによれば、現在の所、同廠…

毒餃子予防法——調理前に「すべて」を洗うべし

毒餃子、メタミドホスはパッケージの外側に付着していた公算が大きくなってきました。 メタミドホス水溶液を袋の上からぶちまけた、みたいな感じでしょうか。 中国製ギョーザ:新たな被害警戒…メタミドホス検出 混入した毒物はどこまで広がっているのか——。…

冷凍餃子事件は「殺人未遂事件」?

中国製冷凍餃子で日本人11人食中毒 Radio Free Asia January 30, 2008 日本従中国進口的冷凍餃子導致日本11人食品中毒 30日、日本の警察が明らかにしたところによれば、日本の千葉県ならびに兵庫県において、 中国から輸入された冷凍餃子によって児童を含む1…

中国製冷凍餃子食中毒事件

中国国家質量監督検験検疫総局発表文(1月31日付) 1月30日午後、国家質検総局(国家質量監督検験検疫総局)は日本大使館を通じて、 中国が輸出した冷凍餃子が原因で引き起こされた食中毒事件について 日本厚生労働省からの通報を受けた。 これを受けて国家…

ルパートはなぜ、ウォールストリート・ジャーナルを完全無料にしないのか(前編)

BusinessWeek January 25, 2008 Why Rupert Won't Make the WSJ Fully Free by Tom Lowry ルパート・マードック率いるニューズ・コーポレーションは2007年12月13日、 ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)を発行するダウ・ジョーンズを50億ドルで買収した…

ノン・カーボン・グローバル経済って、どうよ?

BusinessWeek Posted by: Nandan M. Nilekani on January 25 How about a non-carbon global economy? 昨日(世界経済フォーラム2日目の24日)ダボス会議において、 気候変動とエネルギーに関する大きなディスカッションが繰り広げられた。 そう、新しいエネ…

ロシアメディア、中国ネット道徳を評して曰く、「愚民の群れ」と

中国インターネット道徳、第三者になじられる——ロシアメディア曰く「愚民の群れ」 南海網(南シナ海ネット) January 23, 2008 中国網民道徳声討第三者 被俄媒質疑為群氓 以前のロシアメディアにおける中国の報道は、大部分が政治経済に重点を置いていた。 …

インドと中国——地球の破壊神か、それとも守護神か?

BusinessWeek Posted by: Bruce Nussbaum on January 24 Will India And China Destroy The Planet Through Global Warming--Or Save The Planet By Forcing The West To Reduce Carbon Emissions? 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)2日目水曜日の夜…

す、す、スゲエ、いまどきの自販機ってば

BusinessWeek January 22, 2008 The Va Va Vooming of Vending Machines by Aili McConnon チートス、M&Ms、プレッツェル… iPod? 湿気たピーナッツや、たっぷり防腐剤入りライス・クリスピー・スクエアを売っている、 「自動販売機」というと即座に思い浮か…

ダボス会議、10の論点

BusinessWeek January 16, 2008 Ten Talking Points for Davos by Don Tapscott 今年の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議、1月22〜27日)のテーマは 「Collaborative Innovation(協調的革新)」。 ITの発達、人口動態、ビジネスそして社会は協調して…

中国、環境保護税計画を検討

CHINAdaily January 06, 2008 China mulls tax plan for environmental protection 中国国税総局および環境保護総局は、2008年中の環境保護税創設のプラン検討に入った。 今年度の税制面における重要課題のひとつと位置づけられる環境税は、 財政部、国税総…

新年の決意、Web2.0 のための

BusinessWeek January 8, 2008 New Year's Resolutions for Web 2.0 by Sarah Lacy わたしと夫は、クリスマスをメキシコのビーチで過ごしました。 フィッシュタコスを肴にピナコラーダをひっかけながら、わたしは、 わたしが責任を持ってできることを何かし…

中国、汚染源を調査研究

CHINAdaily January 5, 2008 China to study sources of pollution 中国政府はこの2月、国内の環境悪化を抑制するため、汚染源調査に取り組む。 国家環境保護総局(SEPA)の発表を引用して新華社の伝えるところでは、 調査は工業、農業および日常生活におけ…

オイルマネーがポスト・オイルを創り出す——理想郷は砂漠に浮かぶ蜃気楼か?

十分な資金があればやってみたいことのひとつに「まちづくり」があります。 自分が理想とするまちをつくって、そこで暮らしたい。 全体のイメージとしては、まち全体が林のよう。 まん中に森があって、そこから同心円状に住居群が外側へと広がっていく。 区…

中国最初の第3世代原発建設

CHINAdaily January 4, 2008 China to build 1st 3G nuclear plant in March 1月3日、昨年5月に設立された国家核電技術公司(SNPTC)が、この3月、 中国最初の第3世代原子力発電所(三門発電所)の建設に着手すると発表した。 SNPTCの王炳華CEOによれば、中…

ビジネスウィークの大予言「2008年10の出来事」

BusinessWeek January 2, 2008 Ten Likely Events in 2008 by BW Staff さて、ノストラダムスさん、ちょっとそこを空けていただけますか。 予言するについてわれわれビジネスウィークは、あなたに劣るものでは ありませんよ。特に——お金がからまない話であれ…