「救援物資」が救援活動を阻害する


探偵ファイル」に寄せられた東北地方太平洋沖地震救援活動に従事する自衛隊員のメッセージから
http://www.tanteifile.com/diary/2011/03/24_02/index.html


>救援物資に関しては、防衛省だけでなく都道府県からも届いている状態です。
>しかし、これが現場の被災者に即座に届いているかどうかというと非常に難しい問題です。
>これは、横領があるわけではなく、物資の量が自衛隊の輸送能力を超えてしまっているからです。

>飛行バランスを取るために、航空機搭載前において重量測定をするのは必要になります。
>その際に我々の任務を阻害するのが、個人的な救援物資です
>個人的な救援物資は、様々な品が少しずつです。
>これを仕分けるのに、発送元基地及び発送先基地で物凄く無駄な労力となります。
>ですから、一般の皆さんにお願いしたいのは、速やかに救援物資を送るために個人で実施しないで下さい

>「行動として何かする」ことこそが良いように思いますが、
義援金という皆さんが稼いだ(行動した)お金も効率的な立派な支援策です
思いつきの善意は、かえって悪影響になることもあるということを知って欲しいです。

自衛隊に「こんなこともできないのか」又は「〜すべきだろう!」というお叱りの意見があるのは百も承知です。